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2006年4月28日 (金)

堀江保釈の一日

午前中から夜まで、「間もなく保釈」「午後にも保釈」「今日にも保釈」「今夜保釈」を繰り返したマスコミ。

彼らは一日中、上空を旋回し続ける複数の報道用ヘリコプターの騒音にさらされた住民のことを少しでも考えただろうか。

頭の真上を旋回されたら10分だってうるさい。

それが10時間以上だ。

真っ暗闇の小菅の拘置所の駐車場を、荒れた映像で中継で映し続け「上からは見えませんね」なんてスタジオでコメントしていた人、その上の人間は、「見えませんね」って、いう程度の、そんな何の役にも立たない映像のために10時間、耐え続けた住民の迷惑を考えたことがあるのだろうか・・・。

そもそも、各局のヘリコプターを朝から晩まで大枚はたいて飛ばして捕らえるような映像なのだろうか。

住民の一日の生活を乱してまで、騒音を一日中作り続けたヘリからの映像で一体何を伝えたかったのだろう?

阪神淡路からも、オウム事件からも、あんまり変わっていないんじゃないだろうか。

ヘリの下の人間のこと、誰か頭をよぎっただろうか・・・。誰も疑問を感じなかったのだろうか。

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コメント

本当に、渡辺さんの言う通りですね。
あれは、おかしかったです。

投稿: 北野一 | 2006年4月28日 (金) 05時50分

☆北野さん
世界中でもっと伝えなきゃいけないニュースは山のようにあると思うんですけどね・・・。
特番組んで、ヘリ飛ばして、ろくに見えない映像流して・・・。馬鹿騒ぎにしか見えませんでした。
彼らは一体、何をしたいんでしょうか・・・。
なんて思った一日でした。

投稿: 渡辺タカコ | 2006年5月 5日 (金) 04時21分

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