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2006年7月13日 (木)

2000年3月以来

ラジオNIKKEIの番組で金森薫さんと共演しました。

私が97年にはじめて(当時の)ラジオ短波の経済番組を担当したときのコンビが金森さんだったんです。

その後3年ほど一緒に番組を担当したんですが、いや~、鍛えられました!

当時は経済や株の知識が全く無い状態で経済番組を担当してしまったので、随分ご迷惑もかけましたし、お世話になりました。

世界情勢を知らずに資産運用の成功はない。

また地道な情報収集=ウラ情報などではなくて、公に発表された情報を地道に分析することの大切さ、

アメリカの政策を常にウォッチすることの大切さを教えてくれたのも金森さんでした。

毎回さまざまなテーマで展開する番組は、楽しみな反面、多くのメディアが取り上げていない新鮮な視点で話が展開していくことが多いので、自分の勉強不足を痛感する日々。

番組を通じて、経済キャスターとして多くの基礎を学びました。

経済キャスターとして最初に担当したのが金森さんとの番組で本当に幸運だったと思います。

さて。

今日は、ゼロ金利解除の影響、アメリカの金融政策の動向について伺いました。

アメリカは今年中にあと2回、金利引き上げを行うと言うのが金森さんの見方です。

日、米、欧の引き締めはじわじわと効いてきて、世界の大きなお金の流れはアメリカ国債に向かうと言うのが金森さんの見方です。

また、質への逃避を促すもう一つの大きな理由が、いわゆる地政学的リスク、文明の衝突だそうです。

最近相次いで世界各地で多発するテロや、中東情勢の緊迫化、北朝鮮ミサイル発射も、全て別々の出来事ではなく、アメリカが11月の中間選挙をにらんで手を出しにくくなっていること、ブッシュ政権でネオコンの影響力が低下したことなどで、直接的な軍事行動が起こしにくいことを狙ったものだと言います。

今後、7、8、9月は「反米勢力」のテロ行動にもますます注意が必要で、今以上に地政学的リスクが意識され、リスク商品から資金を引き上げる動きが加速するとのことです。

また、それにともない大きな資金を動かすファンドも、新興国や商品相場などのリスク商品から資金を引き上げる動きも想定され、その波は日本の株式市場も大きな波乱を引き起こすとか。(為替は、世界的に資金がドル資産に向かうことから、ドル高、相対的に円安となる見込み)。

しかし、金森さんは日本の株式相場のその後の回復を見込んでいます。

その理由として、日本の財政建て直し政策。

増税、社会福祉の削減、年金改革、等々・・・。

その一方では、個人金融資産を株に振り向けることで社会福祉や年金に頼らない(頼れない?)資産形成を促すために株高を誘導するとのこと。

その結果、個人の資金が流れ込み2010年には日経平均は今の3倍になるという試算も。

3倍!?

そんなに上手く株高に誘導できるものでしょうか??

企業業績が伴わなければ、どんなに資金が流れ込んでも(個人投資家を煽っても)高PERとなり、ある程度利が乗れば海外投資家は売りに回ることも予想できますよね。

そんな株高誘導政策は絵に描いた餅では?!

しかし、それらを差し引いても、2万7000円から2万8000円までの上昇はあると金森さんは見ています。

また、個人資産を呼び込むために、不正取引などの監視や罰則も強化されていくはず。(これは個人投資家にとっては良い事でもありますね)。

直近の足元の投資戦略としては

高ベータ値、低PERに注目すると良いとのことでした。

スクリーニングの結果も挙げてくださったので、是非番組をチェックしてください。

OAはラジオNIKKEIで明日金曜日17時からです。

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