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2007年6月14日 (木)

連日のコムスン報道について

コムスンが行った不正行為は厳しく罰せられるべきだと思います。

が、しかし。

一部のマスコミの伝え方(特にニュースショーやワイドショー)には違和感があります。

「利益を追い求める体質が問題だ」とか

「こうした事業はボランティア精神が必要だ」といった批判のコメントを繰り返し聞きましたが・・・。

上場企業である以上、利益を追い求めるのは当然です。(ただし、法令順守の範囲内です)

また、民間の事業者である以上、上場企業なら尚更、ボランティア精神だけでは長期的に事業は継続しません。

そして・・・。

コムスンの事業の譲渡に注目が集まっていますが・・・。

問題なのはコムスンだけでしょうか?

コムスンだけでなく、ニチイ学館、ジャパンケアサービスも東京都内の事業所で介護報酬を不正請求していたことが既に判明しています。

☆果たして、介護保険制度自体に問題は無いのでしょうか?

05年6月、自民党・公明党・民主党の賛成で、改正介護保険法が成立し、06年4月施行となりました。

改正では、給付費抑制が最重要課題に掲げられていました。

こちらも「お金が第一」という側面もあるのではないでしょうか。

「介護に携わる以上、お金が第一というのはおかしい」というコムスンに対する批判もいかがなものかと思います。

非難されるべき問題は不正行為です。

継続的に制度や事業を継続していくにはお金の問題は避けては通れないのです。

介護保険制度改革では「介護予防」の考えが取り入れられましたが

「予防重視」の名の下に、

これまで要介護1だった人は「要介護1」と「要支援2」に振り分けられることになりました。

軽度者向けのサービスを従来の介護サービスと別建てにし、支給限度額も低くすることで給付費を抑制するというものです。

これは改正法の気になるポイントの一例ですが、

この06年に施行された改正法について、利用者や事業者にとって実態に即したものであるのか、

重要な社会保険制度のひとつとして介護保険は今後どのような見直しを行っていくべきなのか、マスコミはもう少し議論しても良いのではないかと思います。

☆折口氏にグループ会長職を退任を迫るようなニュースキャスターの質問。

それに対して折口氏が

「自分でなければグループの経営がうまくいかない」と力説するという場面が何度も異なるメディアで繰り返されました。

個人的には思わず突っ込みいれたくなりました。

「それは上場企業として極めて重大なリスクですよね」と。

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