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ディーブイエックス(JASDAQ 3079)の若林誠社長にラジオNIKKEIの番組でインタビューしました。
☆ディーブイエックスは、心臓ペースメーカー等の医療機器の販売を行っていて、不整脈事業と虚血事業が柱となっています。
☆不整脈の治療には、遅い人に関しては、心臓ペースメーカーを使って遅くなった心臓を助けてあげ、速い脈には、カテーテルアブレーションと言って余分な電気の通る道を切ってしまう治療があるそうです。また、重症な心室細動には、心臓の中に除細動と呼ばれる電気を流す機械を入れて電気ショックを与える治療がありますが、
ディーブイエックスが不整脈の事業で扱う製品は、心臓ペースメーカー、それからICDと言われている埋め込み式の除細動器、心臓の中で電気ショックを起こすもの、また、カテーテルアブレーションと言う余分な電気の通る道を切ってしまう治療に使う電極カテーテルを販売しています。
☆もうひとつの柱、虚血事業は、心臓の血管が細くなって血液が十分に行かない状態で、狭心症、心筋梗塞など、血管が細くなった人達をいかに治療するかと言うビジネス領域です。
疾患を見るために血管造影と言う検査がありますが、そのために使うACISTと言う機械で造影剤を流す装置を販売しています。また、細くなった血管の箇所をふくらませるバルーンも国内で製造し、販売しています。
☆若林さんの起業のきっかけは、以前勤めていた会社でペースメーカーを販売していた時に、ペースメーカーの電池容量を定期的に調べてチェックをしていく、また、その患者に適正に設定されているかどうかをチェックしていくなど、販売だけでなく、その後のフォローやアフターサービスが必要だろうと、患者に優しいサポートをしたいと思い、起業したのだとか。
☆数値目標としては、3年後に売上高で200億円を達成したいとしています。
(今年度の通期予想が114億6千万円なので、)かなり急ピッチな成長ですが、
人工血管や、エキシマレーザ血管形成システムが今後の成長ドライブになると話していました。
詳しいサマリー&オンデマンドはこちら。
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