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2008年3月18日 (火)

『攻殻機動隊』、『イノセンス』のIGポート

IGポート(JQ3791)の石川光久社長にラジオNIKKEIの番組でインタビューしました。IGポートは、アニメーションの制作事業と版権事業を行っています。

作品リスト

石川さんは、竜の子プロダクション勤務を経て独立され、1987年に有限会社アイジータツノコを設立しました。

その後の会社の沿革をご紹介すると、
1990年 版権事業を主業務とする株式会社イングを設立 。
1993年 有限会社プロダクション・アイジーに社名変更。『機動警察パトレイバー2 the Movie』で、作品への出資をスタート。 1995年 5月 株式会社ジーベック設立。11月 『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』の劇場公開 1997年 米国法人Production I.G.,LLC設立。1998年 資本増強、有限会社から株式会社に。2000年 株式会社イング、株式会社プロダクション・アイジー 2社を合併。 制作した劇場公開作品『BLOOD THE LAST VAMPIRE』において、初めて原作権を獲得

2004年 企画制作した押井守監督作品『イノセンス』劇場公開。2005年12月 ジャスダック証券取引所に上場。2006年1月 フジテレビと共同で「FILM LLP」を設立 。2006年 トランスコスモス株式会社と共同で「amimo LLP」を設立 。2007年11月 持株会社化して、社名を株式会社IGポートに変更。2007年12月 コミック専門出版社のマッグガーデンを昨年12月に子会社化。

☆1995年には「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」の劇場公開がされ、1996年の全米のセルビデオビルボードNo.1になるなど、制作作品は海外でも注目を集め、

ジェームズ・キャメロンやウォシャウスキー兄弟など海外の著名映画監督たちにも影響を与えたと言われています。

そして、03年に公開されたタランティーノ監督の『Kill Bill Vol.1』のアニメーション部分の制作を担当することに。なんと、タランティーノ監督が直々に、しかもノー・アポで国分寺のIGポートを訪れたそうです。(スタッフの方は、当初そっくりさんかと思ったそうで・・・)

企画制作した押井守監督映画作品「イノセンス」が2004年に公開され、カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に出品。世界のメディアから大いに注目される存在になりました。

☆石川さんは、一見、年齢不詳で飄々とした雰囲気の方。

その経歴もユニークです。
学生時代は、八王子の都指定無形文化財の車人形に弟子入り。たまたまアルバイトニュースでタツノコプロダクションを見かけて、アニメーション会社と知らずに「アニメ業界に迷い込んだ」と言います。

2003年にアントレプレナー・オブ・ザ・イヤーの日本代表に選出され、翌年モナコの世界大会に進出。2004年にはデジタルコンテンツグランプリでDCAJ会長賞を受賞。

東京大学の特任教授にも任命され、日本のアニメ業界の若い人材の育成にもあたっていらっしゃいます。

☆海外でももてはやされ、ややバブル気味にも感じる近年の日本のアニメ業界、気になるのは今後の市場環境ですが・・・。
「環境は自分達で作るもの。従来の版権事業と制作事業にマンガ事業が加わることによって世界に通用するアニメーションを日本から発信する環境が作られつつある」とのこと。

また、海外事業も今後作品を作る上で大きいウェイトを占めてくるそうです。

☆今年7月には押井守監督の最新作「スカイ・クロラ」が劇場公開される予定。

石川さんは「今年は結果を出す年」だとしています。

「夢は大きく目標は小さく」と語る石川社長。

今後上場企業としてどのような成長を遂げるのか、大いに注目したいと思います!

ラジオ番組サマリー&オンデマンドはこちら。

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受信: 2008年3月18日 (火) 23時58分

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