買収とアクティビスト
先週、IRプランナーズ協会の会員向け勉強会に行ってきました。
講師は慶応義塾大学ビジネススクールの井上光太郎さん。
テーマは『買収とアクティビスト 株式市場の視点からの示唆』。
平日の勉強会にもかかわらず多くの会員の方がいらしていました。
(担当番組でも何度かお世話になっている木村佳子さんにも久々にお目にかかれて嬉しいビックリでした♪)
やはり皆さん日ごろからインプットの努力を続けていらっしゃるのだな~と、改めてその姿勢を見習いたいと思った次第です!
以下、備忘録を兼ねて著作権などに差障りない程度に講義の骨子など・・・。
●最近のM&Aの傾向とIR
対等合併から買収へ
TOB
MBO
大型化
非公開化
●買収プレミアムの拡大
被買収企業株主の要求増大
●日本のM&Aの課題
市場評価から見る課題
●開示基準厳格化
その影響
●敵対的買収の本質
●ライツプラン
ポイズンピルの防衛効果
発動と株価
持合の功罪
コスト
●投資ファンドへの評価
●アクティビストファンドの本質
●敵対的買収の代替メカニズム
投資先企業の性格
株主リターン分析
株主価値への評価
●基本的な対応策
***************
と、まぁ盛りだくさんの内容でした。
更に詳しい話をお知りになりたい方は、M&Aに関する井上光太郎さんの著書『M&Aと株価』をチェックされることをお奨めします。
☆それにしても・・・
IRにガバナンス、
実際にIR担当者の方に話を聞くことも多いのですが
日本の上場企業の負担は急激に増大しています。
何を最優先に企業に求めるか、
投資家もしっかりと考えねばなりませんね。
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