パシフィックネット
パシフィックネット(マザーズ3021)の上田満弘社長にラジオNIKKEIの番組でインタビューしました。
パシフィックネットは、全国12ヵ所に支店網持ち、古くなった情報機器の回収から再生、販売にいたるまでの一貫体制でリユース・リサイクルを行っている企業です。
事業の特徴は4つのR。
リデュース事業は、従来ゴミになっていた物を回収することによってゴミを減らしていこうという試みです。
リユース事業は、回収したものをチェックして、綺麗にして次の顧客に販売する事業。
リサイクル事業は、再生する過程の中でパーツ類が出て来るので、そういった物も再資源として再資源を活用されている会社に販売する事業。
(廃棄するものは、全体の約1%に過ぎないのだとか。)
もう一つのRは、レンタル。
情報機器のレンタル事業にも力を入れています。
回収されたパソコンの取り扱いを聞いたところ、
「パソコンは鯨と同様」廃棄する部分は非常に少ないのだとか。
プラスチックは、プラスチック、鉄は鉄、レアメタルはレアメタルで分別して販売しています。これらは、分別すると高く売れるので、素材に溶かしていく専門業者に卸していきます。
また、パソコンを処分する企業にとって気になるのは情報漏えい。
パシフィックネットは、自社保有の回収専門車両を全国約60台保有しています。
自社専門のスタッフによる作業で、紛失などのリスクを極力無くそうと言うのもそのひとつの狙いです。
また、データ消去を依頼された場合、目の前でハードディスクを物理的に破壊するサービスもあるそうです。
http://www.prins.co.jp/service/delete.html
また、データ消去作業報告書発行サービスもあり、J-SOX法施行に伴うニーズもありそうですね。
詳しい事業内容や今後の見通しについては番組サマリーをご覧ください。
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