アクセルマーク
アクセルマーク(東証マ3624)の小林靖弘社長とラジオNIKKEIの番組で対談しました。
アクセルマークは、音楽、電子書籍、動画などを携帯電話に配信するコンテンツ・メディア事業と、携帯電話のサイト上に表示される広告枠の販売を行う広告事業を主に展開しています。事業別の売上比率は、コンテンツ・メディア事業が51.5%、広告事業が45.5%、その他事業が3%です。(平成20年9月期)
コンテンツ・メディア事業は、「着うた」や「着うたフル」などの音楽系コンテンツ、小説やコミックなどの電子書籍、映画やアニメなどの動画コンテンツを有料で携帯電話ユーザーに配信しています。
前期末(08年9月末)のサイト数は124。ジャンル別では音楽45、動画15、電子書籍13、占い14、その他37となっています。前期末の課金数は、46万人となっており、前々期末の40万人に比べて6万人増加しています。
広告事業は、mixiモバイルやGREEモバイルを中心として、広告商品の提案、販売をおこなっています。広告主の業種別の状況は、コンテンツプロバイダーからの受注が約30%、人材系クライアントが17%、化粧品・美容系クライアントからの受注が13%です。
その他の事業としては、広告事業を通じてクライアントのニーズを把握し、モバイルサイトの運営ノウハウを利用して、モバイルソリューションを提供しています。モバイルサイトの公式メニュー化、モバイルサイトの運営、開発などです。
☆携帯電話自体が高機能化し通信速度も速くなってきていることから、小林さんは今後は動画コンテンツの分野が大きく成長すると見ていて、動画コンテンツに注力していきたいと話していました。
2011年には携帯電話の100Mbpsの下り回線でコンテンツが見られるようになり、携帯の動画市場がぐっと成長するきっかけとなるそうです。
それに備えて映像・映画に注力するために、集客方法をしっかり確立して有力なコンテンツを配信できるような会社にし、ニーズに合ったモバイルサイトの展開をしたいと小林さんは話していました。
動画コンテンツでは、ワーナー作品を携帯電話で配信する日本初のサイト「ベストヒットハリウッドプラス」を12月1日より展開していますが、今後の展開も楽しみですね。
更に詳しい事業戦略などについては番組サイトのサマリーをご覧ください。
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