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2009年3月31日 (火)

GDO

ゴルフダイジェスト・オンライン(マザーズ3319)の石坂信也社長とラジオNIKKEIの番組で対談しました。

ゴルフダイジェスト・オンライン(以下GDO)は、インターネット上で国内最大級のゴルフの総合サービスを提供しています。

ゴルフ用品の販売 、ゴルフ場の予約サービス、ゴルフに関連する総合メディアサービスを展開しています。

GDOの強みは、

ゴルフ用品の品揃え。

常に年間通して価格競争力があること。

商品について、あるいは買った人達の声、記事や動画等、どこよりも情報量が充実していること。

決済や商品到着までの安心感やカスタマーサービス等、サービス力が充実していること。

インターネットで強い企業は一つに特化するのではなく、複数の総合力によるものだと石坂さんは話しています。

ゴルフビジネスは、不況下で厳しい環境下にあるのではないかと思い伺ったところ、

「ゴルフビジネスは、従来大きく景気の影響を受けると思われてきています。ただ、日本のゴルフ自体はGdoが参入してからこの10年間で変わったと思います。これは、ゴルフが一般市民でも気軽に楽しめる環境になったということです。社用ゴルフから個人の趣味としてのゴルフに変わったため、景気の影響は少なくなったと現時点では感じています。」と話していました。

市場規模は、金額ではなかなか伸びづらい状況にあるものの、プレー代が下落していたり、ゴルフ用品も安いものや中古でもっと手軽に商品が手に入れることが出来たり、プレーする人たちの裾野が広がりやすい変化も起きているようです。

去年の年末までの状況では、どうしても高額商品の消費は影響を受けている一方、これだけ景気が混乱しているにもかかわらず日米のゴルフのプレー回数はさほど落ちていないのだとか。

石坂社長は、今年を通して言えば、ゴルフ用品関係は少し落ち込んで影響を受けるものの、プレー回数そのものは(天候などの要素を除いた経済的影響では)、今年前半に関しては大幅な落ち込みはしないだろうと見ています。

今後の課題について

システム投資は、投資のタイミングの見極めや企業規模のバランスをいかに取っていくかというところが大きな経営課題の一つとしています。

今後の注力分野については、

1つ目は、モバイル、

そして2つ目は、ゴルフ自体がグローバル化していて、プロスポーツの中でゴルフの占める割合は大きくなってきているとして海外展開を挙げていました。

石坂社長は、ゴルフというフォーカスを持ってゴルフの中ではNo.1の企業として、成長を実現しながらも新たな成長の投資を行い、バランスの取れた形での経営戦略を取っていきたいと話していました。

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