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2005年11月11日 (金)

蜂の一刺し

ボクシングの元ヘビー級チャンピオン、モハメド・アリが、アメリカ政府が市民に与える最も栄誉ある勲章である「大統領自由勲章」を受章した。 受章の際のアリが最高だった。

ブッシュ大統領がジャブの構えを見せると、アリは「頭おかしいんじゃないの?」とばかりに指を自分の頭にむけクルクルと、「クルクルぱ~」の(ぱ~抜きの)しぐさをした。

しかも着席前に、もう一度。(これは決定的だ・・・)。

さすがは合衆国と闘った男アリ!

ブラボーなリアクション。

いや、リアクションだろうか・・・。

アリは、この場、この瞬間。

ブッシュとの2ショットを世界中のカメラが構えた瞬間を狙っていたんじゃないだろうか。

アリは、ベトナム戦争で徴兵を拒否し、タイトルをはく奪され、収監された。

そんなアリが、「あの」ブッシュ大統領(=ブッシュ政権)から「最も偉大」で「平和の人」と勲章をもらい、ファイティングポーズされたんだから、まさに「はぁ??頭おかしいんじゃないの??」だったに違いない。

アリは、2001年1月、ブッシュ大統領就任祝賀行事に参列していたが、その後のブッシュ政権、イラク戦、対イスラム外交政策をどう評価していただろう。
アリの徴兵拒否がベトナム反戦運動加速のひとつのきっかけだったことを考えると、ついあれこれ憶測してみたくなる。

全世界に向けて何かしらのメッセージを送りたいがために授章式に出席したんじゃないだろうか、などとも想像が膨らんだ。

少なくとも最初から狙っていたんじゃないだろうか。

彼の真意、そして闘う男アリの人生をもっと知りたくなった。

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コメント

こんちは、オレもアリの今回の件については
タカコッチさんに同感です

やっぱり、彼の思いのたけではないかと思います
それ位彼の、本当の平和への気持ちって深かった

アリは大好きなスポーツ選手の数人の1人です

また来ますん

投稿: マコリン | 2005年11月11日 (金) 14時48分

アリといえば、アトランタオリンピックの聖火点火を思い出します。
あの時震える手で、正直大丈夫か?と思いました。

投稿: グーファー | 2005年11月11日 (金) 15時20分

アリの生き様もスゴイけど、国に逆らった「黒人」でも信念を
持って生きていればまた脚光を浴びることが可能なアメリカって
国もうらやましいと思う。
ブッシュのような人が大統領になってしまう国でもあるけど…。
「この法案には反対」って言っただけで、「なら社会的にも
抹殺してやる!」なんてことまでやりだすような人がリーダーを
やってるどっかの国家に比べて、なんとフトコロの広いことよ。

まあ、「ならば我がフトコロは?」と見てみれば、寂しいだけ
なのだが…。(苦笑…、というより泣き笑い?)

投稿: ろーらい庵庵主 | 2005年11月12日 (土) 01時04分

★マコリンさん
いや~~。ほんとうに偉大な人物です。
信念、そして自分を信じる力が並大抵じゃないと思います。

★グーファーさん
先日も、余命「○ヶ月」説とか、噂が出まわっていたので心配していましたが、姿をテレビで見せてくれてホッとしました。

★ろーらい庵庵主さま
本当にそう思います。
どこかの国では民意を履き違え、
自分の意に沿わなければ政治生命を抹消しようとするようなリーダーもいますしね。
ブッシュに対して(かつてはレーガンもそうでしたが)
馬鹿扱いがまかり通るのは、アメリカのいい所ですね。
日本のマスコミは現政権にもっと切り込まなくてはいけませんね。
重要な時期ですから。

投稿: takako watanabe | 2005年11月12日 (土) 01時35分

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