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2007年6月13日 (水)

世界で一番小さなフィルムブランド

マイミクgallonさんの日記で知り、早速仕事帰りにごっそり大人買い。

parade100

Dsc_0032blog

「鮮やかな発色を再現。ビールでたとえるなら、素材にこだわったプレミアム地ビール」らしい。

「ナチュラルな物を写せば、それはいい雰囲気を演出。色彩豊かな物を撮っていただければ、予想以上の活躍」ということだ。

ふむふむ試し撮りが楽しみ・・・。

で・・・。

何がすごいって、

このフィルム、

世界で一番小さなフィルムブランドの製品なんです。

しかも、6月1日新発売。

↑鼻息の荒さをフォントで表現してみました。

いや~、ホント。銀塩ファンにとって朗報です。

アグフアをはじめ、銀塩から撤退するメーカーが多い中。

以下、Tokyo gratzyのサイトから抜粋。

「Tokyo gratzy(トーキョー グラティシー)は、ほんとうに小さな会社が立ち上げた、
世界でいちばん小さなフィルムブランド。
たくさんの運命的な出会いと、多くの人々の支えと、数え切れない苦労をして誕生しました。あまりに小さな会社だから、ラインナップもISO100しか無いし、かっこ悪い部分もあるけど、商品には自信を持っています。 私たちは、高価なフィルムにはしたくありませんでした。 しかし、鮮やかな発色を求めるあまり、予想以上にコストがかかってしまったし、私たちは大企業のように大量生産はできないから、どうしても価格は高くなってしまう。
悩んだ結果、パトローネはリサイクル品を使用する決断をしました。

世の中のたくさんの物がデジタル化するのは反対ではないけれど、フィルムの写真でしか
出来ない事があるのを、あなたは知っているはず。
そんなあなたへ、このフィルムを届ける事ができるなら、私たちにとって最高の幸せです。」

な、泣かせるじゃござんせんか。

現在のラインナップは、ISO 100 36EXPのみ。

価格も抑えめで嬉しい限り。

ブローニーサイズの発売に期待!

☆フィルムはhttp://tokyo-gratzy.com/

から買えますが、都内だと自由が丘のポパイカメラに置いてます。

で、初めて行ったポパイカメラ、かなりいい感じです。(物欲刺激され危険)

店長さんらしき男性とお話していたら

「さっき社長が来てたんですよ。ネットでもすっごく売れ行き好調らしいです」。

☆数ヶ月前、建設業界の社長さん約100名にご参加いただいて講演会をしたことがあるんですが、

「業界全体が沈下する中で、どうしたらいいのか」。

「このまま続けても先細りだ」。

といった嘆きの声が聞かれました。

確かに業界動向の大きな波は会社の業績を左右します。

しかし、急激にマーケットが縮小し、大手が相次いで撤退している銀塩業界にあって、小さな会社がユーザーのニーズを捉えて新製品を開発し、挑戦している。

デジカメ市場が爆発的に拡大した一方、トイカメラやピンホールカメラなどがブームとなっている流れをしっかり捉えているのも、好調スタートの背景でしょうか。

今のところ、目新しさ、話題性や、(フラストレーションを感じていた)銀塩ファンの「頑張れよ」という応援の気持ちもあって、「ご祝儀買い」もあるかもしれませんが、

これからもどんどん新製品を出すそうですので、楽しみです!

大いに期待しましょう。

(あ、もし関係者が見ていたら、ブローニーサイズ、お願いします。)

ハッピーカラーのパッケージを見ていると元気が出ますね。

☆撮ったらアップしますね(^^)

多分(笑)

これで冷蔵庫のultraやvistaと、お別れできそうな気もします。

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