グランプリシリーズロシア杯、キム・ヨナ選手が優勝。
そして中野友加里選手が2位、村主章枝選手が5位でした。
1 Yu-Na KIM KOR 197,20 (sp)1(fs)1
2 Yukari NAKANO JPN 172,77 23
3Joannie ROCHETTE CAN 169,91 52
4Kiira KORPI FIN 154,26 34
5Fumie SUGURI JPN 148,15 46
6Nina PETUSHKOVA RUS 138,79 95
7Julia SEBESTYEN HUN 134,98 87
8Beatrisa LIANG USA 134,60 78
9Yan LIUCHN126,14 10 9
10Katarina GERBOLDT RUS 121,10 6 10
11Kristin WIECZOREK GER 109,61 11 11
12Arina MARTINOVA RUS 101,43 12 12
☆中野選手、グランプリファイナル出場決定おめでとう!
中野選手のフリー演技は、大技3Aや、お得意のスピンだけでなく、滑らかでエッジの効いた美しいスケーティングも素晴らしく、FSの3位には「なんでやねん!!」と、その採点にやや納得のいかない思いもありつつ・・・。(トータルで2位でほっとしましたが・・・)
よくよく見ると、FSのtotal element scoreのbase valueが(FS)2位のロシェットと6ポイント近い差があったということで。う~む・・・。
それはそれとしてですよ、skating skills8のジャッジには激しく同意なのだが、6.5なんてつけているジャッジもいたりして「おいおい、どこに目付けとんじゃ!」などと一人茶の間で悪態ついて叫びつつ・・・。
この叫びはどこにも届かんですか。そうですか・・・。
いや~、それにしても今シーズン(カナダ大会FS以降)の中野選手の気合の入った演技は見ていて気持ちが良い。
カナダ大会のSP後のインタビューでは、気丈な中野選手の表情がいつもと全く違うので、「ゆかりん、大丈夫か?やめてしまうんじゃないか!?」と案じたのですが、カナダのFS以降の集中力とその演技は実に感動的でした。
人間は意志の力でここまで変化できるのかと勇気付けられるとともに、日頃の中野選手の努力と基礎力の底力を見ました。
また一日で「自信」を取り戻すその精神力に中野選手の真の強さを見た気がします。
人間「気合」が本当に大切ですね。
☆今回5位だった村主選手。今シーズンは、長年師事した佐藤信夫コーチから離れ、拠点をロシアに移し、ズーリン氏に(振り付け・コーチとも)師事していますが、挑戦し続けるその姿が本当に素晴らしい。
ただ、正直なところ複雑な思いもします。
佐藤コーチから離れた村主さんと、佐藤コーチのもとでグランプリファイナルの切符をつかんだ中野さん。
(もちろん、他に様々なたくさんの要因があるのでしょうが・・・)
村主さんの大きな選択と決断、悔いの残らないシーズンにして欲しいなと心から祈っています。
そして、再び大きな国際大会で表彰台に上って欲しい。
頑張れ!すぐりん。
☆今週はいよいよNHK杯です。男子、女子とも見どころ満載。