江戸小紋
仕事の帰りに書店で見つけてしまいました。
『七緒 vol.12―着物からはじまる暮らし (12) (プレジデントムック)』
毎号、物欲を刺激されてしまいます。
見なかったことに・・・。
見てしまいましたが。
江戸小紋特集に激しく物欲アンテナが反応。
既に縞と霰があるのだが、次は格子とか、鮫とか、色違いとか、八掛けの色違いとか・・・。
などと本気で考えているから物欲恐るべし。
先日も、某呉服屋で江戸小紋を見つけ、うっとり眺めてしまいました。
見るからに手が込んでいる素晴らしいもの。
良い江戸小紋は、染めの職人さんはもちろん、良質の生地、紙、型、それぞれの職人さんの腕の結集。一流のモノは、本当に見ているだけで幸せなんです。(「うっとり」の一品には、なかなか手が出せないし・・・。)
↑ネットでも物欲を煽られるこんなものを見つけてしまった・・・。見なかったことに。
☆ところで、江戸小紋のルーツは武士の裃の模様らしい。
江戸時代、競って各藩が特定の柄をシンボルとして模様をつけていたが、あまりにもその競いあいが激しくなり、幕府から規制をかけられたそうな。
そして、遠目には一見無地にも見える細かい柄に行き着き、それが高度な江戸小紋の技を生み出すことになったとか・・・。
豪華さから技の勝負になったというわけですな。
それにしても、規制がかかるほどの「お家」の競争心と「紋」へのこだわり。過剰っぷりがうかがえるエピソードですね。
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