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2008年4月24日 (木)

負け続けてもなお

先週19日に放送されたNHKの『ドキュメント にっぽんの現場 負け続けてもなお・・・ ~連敗ボクサーが闘う理由(わけ)~』を見ました。素晴らしい番組です。

今日24日の深夜(明日25日未明)再放送されますので是非ご覧ください。早寝早起きの方はVTRで!

■NHK総合テレビ   4月25日 (金) 午前 3:40~ (木曜深夜)

<~番組サイトより~横浜にある「花形ボクシングジム」。一人の世界チャンピオンと四人の日本チャンピオンを輩出してきた。しかし一方で、勝てない選手たちもいる。1勝10敗、1勝6敗、5勝13敗、、、。しかし彼らは闘うことを止めない。毎朝何キロも走り、仕事のあと毎日ジムにやって来ては黙々とサンドバッグを叩く。年に3~4回試合するために、来る日も来る日も同じメニューのトレーニングを繰り返す。そして試合では毎回のように敗北する。それでも彼らは言う。「ボクシングには生きる力を与えてもらった」。「闘わない人間にぼくの戦績をバカにされても気にならない」、負け続けてもなお闘うことを止めない名も無いボクサーたち。そんな彼らの姿は「生きる」ことに重なる。彼らの闘う姿を通して日本の片隅で懸命に生きる人たちの素顔を見つめる。 >

☆毎日黙々と練習しては、試合でKOされて、またジムにやってくる。その繰り返し。負け続けてもなお闘い続けるボクサーたちのドキュメントです。

この番組は、いわゆるステレオタイプの「格差社会」「負け組」などとは全く違う視点で、「負け続ける生き方」を伝えています。

負けても、負け続けても、なお闘い、そして生きてゆく・・・。

そんなボクサーたちの人生に大いに共感しました。

また、普段スポットライトを集めることのない圧倒的多数のボクサーたちが、日々の生活や年齢と言った様々なリミットを抱えながらボクサー人生を送っていることを知りました。

この番組のプロデューサであるミヤザワさんは、以前ワタシが担当していた番組のディレクターでした。

どんな番組でも手を抜かない真摯な姿勢、決して奢らず、仕事仲間への優しい気配り、心から信頼できる仕事仲間でした。

そんなミヤザワさんが、学生時代本気でプロボクサーを目指していたと聞いた時には驚きました。

ミヤザワさんは、10代の頃プロボクサーを志しジムに通い、そこで出会った負け続けてもなおリングに上がり続けるボクサーたちに心震わせたそうです。

その後ミヤザワさんは怪我によってプロボクサーの道を断念することになり、後楽園ホールの帰り道、歩道橋の上で途方にくれたこともあったといいます。

番組は、そんなミヤザワさんの27年間の思いと、ボクサーたちへの敬意、優しさが詰まっています。

そして、四半世紀前のミヤザワさん同様、歩道橋の上で途方にくれている人々、これからの人生に迷った人々が共感できる「何か」があると思います。

人々の人生が人それぞれであるように、ボクサーたちの生き方から共感できる「何か」も
恐らく人それぞれだと思います。

とにかく、素晴らしい作品なので、ひとりでも多くの人に観ていただきたいと思います。

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コメント

見ることはできませんでしたが、Watanabeさんの説明で、心が震えます。

何かにひたむきに真摯に向かって人生に向き合っている姿は、何にもまして崇高のような気がします。
自分もそうならなくてはと思います。

投稿: つーさん | 2008年4月25日 (金) 10時33分

☆つーさん
人生に真摯に向き合い、闘い続ける姿には心打たれました。
再々放送があるといいですね。
いい番組でした。
自分の人生、日々の過ごし方を見直すきっかけにもなりました。

投稿: 渡辺タカコ | 2008年4月25日 (金) 12時42分

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