マイクロトレンドなワタシ
ワタシが結婚できないのは男女比のせいだった。(ということに)
愛しのジョージ・マイケル様がゲイなのも、やはりワタシが結婚できない理由のひとつなのか・・・。
でもね。ペットは飼わないよ・・・。(「飼えない」と言うべきだろうか)
ここはひとつクーガー狙いで。
しかし、先立つものは経済力。
「言葉で稼ぐキャリアウーマン」目指すも、まずは見た目。
「美と健康」を手に入れるには経済力。
って堂々巡りか・・・。
う~む。
GWにブツブツ。
決してぼやいているわけではありません。(ぼやいてるけど)
『マイクロトレンド 世の中を動かす1%の人びと』
マークJ.ペン with E.キニー・ザレスン著、三浦展監修、吉田晋治訳(NHK出版)
を読んだのでございますよ。
著者は、アメリカの政治において最も鋭い洞察力を持つ世論調査員として知られ、
ビル・ゲイツやビル・クリントン、トニー・ブレアのアドバイザーをつとめ、
ヒラリー・クリントンの選挙キャンペーンではチーフアドバイザーとして参謀を務めた(←過去形らしい)という人。
もはやメガトレンドは存在せず、人口の1%が動けば映画や本はヒット作に、政治や社会には新たなムーブメントが起こる・・・。
「マイクロトレンド」とは、これまで社会の動向に影響を及ぼしてきた企業、マーケター、政策立案者といったグループでは満たすことのできないニーズや欲求を持つ、成長しつつある極めて個性的なグループのことだ。
「男女比に泣く未婚女性」
「クーガー」
「高齢の新米パパ」
「マック・パパ」
「パラサイト・ペット」
「通い婚カップル」
「自宅で働く人々」
「言葉で稼ぐキャリアウーマン」
「ガテン系の女性」
「片づけられない上流階級」
「太陽嫌い」
「編み物好きの若者」
「食べない人々」
などなど
41のマイクロトレンドが取り上げられている。
(三浦展さんによる日本の場合の解説付きなので、日米の違いを読むのも面白い。)
ちなみに「クーガー」とは、
かなり年下の男性と付き合う女性の呼び名。
ふふふ。
ワタシに残された道はコレだ!目指せクーガー(笑)
この本を読みながら、日米の違いや、多様性の寛容度、自身の「マイクロトレンド度」や周囲で見られる「マイクロトレンド」な人々をチェックし、社会変化をなんとな~く確認しつつ・・・。で、これからどうやって生きていくか・・・結局そこに行き着くんだな~。ワタクシの場合。
いや、そこに行き着き、ため息つくばかりでなく。
「マイクロトレンドなワタシ」っつ~より、すっかりマイクロなワタシっつ~感じだし。
やだね。
小さい、小さい!!
いやホント、「マイクロトレンド」からチャンスを捉える人間になりたいものです。
ギュギュッとな。
読後、悲観と楽観入り混じりつつ・・・
がんばって生きていきます。はい。
なにはともあれ、『マイクロトレンド』、皆様もどうぞご一読を!
お薦め本でございます。
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