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2010年9月13日 (月)

『マティス Jazz』展

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東京銀座のポーラミュージアムアネックスで開催中の『マティスJazz』展を鑑賞してきました。

『Jazz』は、アンリ・マティス(1860-1954)晩年の傑作といわれる作品で、切り紙絵が基となったステンシル(版画)による挿絵本。今回の展示ではシリーズ全20点が展示されています。

マティスは晩年、十二指腸ガンを患い外科手術を受け、(身体への負担が少ない)色紙をはさみで切り抜いて作品を構成する切り紙絵を療養をしながら制作していました。

また手術の二年後には第二次世界大戦の空爆を逃れて疎開、その翌年には妻と娘がレジスタンス容疑で逮捕されたりと、病に加え、戦争という大きな苦難の中で制作に打ち込んでいたのです。

マティスの作品は若い頃から色々見てきましたが、鮮やかな色彩、リズミカルで躍動的な作品も、私自身が人生の折り返し地点を迎えて観ると、若い頃には見えなかったもの、感じなかったものが伝わってきます。Jazzの響きも年齢を重ねるほど様々なものを感じるように・・・。マティスの魅力を再発見した展示でした。

☆『マティス Jazz』展は、ポーラミュージアムアネックスで10月24日(日)まで開催されています。

入場無料 11:00 - 20:00(最終入場は19:30まで)

みなさま銀座にお出かけの際は是非♪

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