救助犬による災害救援や復興活動を行っているNPO法人、救助犬訓練士協会の写真展&クロージングパーティに伺いました。(@銀座「ギャラリー青羅」)

救助犬に会ってきました。(*^_^*)
(以下、2014年1月23日追記)
災害救助犬は、地震、土砂崩れ、雪崩などの災害現場に駆けつけ、その優れた臭覚で、災害に巻き込まれた人たちを瓦礫や土砂や雪の中から探し当て、救出の手伝いをします。
また、山林で行方不明になった人の捜索や、水難救助でも活躍しています。
現在、日本にはいくつもの救助犬団体がありますが、今回写真展を開催した「救助犬訓練士協会(RDTA)」もそのひとつ。RDTAは「国際救助犬連盟(IRO)」に加盟しています。
IROは、オーストリアのザルツブルクに本部を置き、2014年1月現在、39ヶ国115団体から成る国際ボランティア組織。日本からはRDTAなど3つの団体が加盟しています。国連の国際救助システムに組み込まれ、世界中、どこで災害が起きてもすぐに駆けつけられる準備をしているとのことです。
そして、救助犬としての適性テストにはじまる3段階のレベルチェックと世界大会を経て、IROが組織する国際救助犬チームのメンバーとなれるのだそうです。
写真展では、救助犬訓練士協会の方に、訓練や世界大会の様子、東日本大震災での活動の話など、色々と聞くことができました。
また、東日本大震災で実際に活動した救助犬を含め、多くの救助犬が会場にきていました。救助犬と触れ合うのは初めてでしたが、みなとても落ち着いている一方、「人間が大好き!」というストレートな感情表現が豊かだったのは少し意外でした。日々、育成や訓練に携わっていらっしゃる方々の思いが伝わってくる展示でした。
http://rdta.or.jp/index.html
(NPO法人救助犬訓練士協会)
http://www.iro-dogs.org/en.html
(国際救助犬連盟)