2008年8月25日 (月)

北京五輪閉幕&感動場面ベスト3

これまでで最も長く感じた五輪も終了。何故だろう、ライブ感の無いライブが多かったように思う。開会式やら閉会式やら。(演技者に危険が及ばないのか?!と心配になるシーンも多かった。きっと何度もチェックして安全は確保しているのだろうが。)

日本人選手に対するのブーイングの嵐など(一部報道によれば「殺!」と叫んでいたらしい)、見ていて悲しくなるシーンも多かったが、あのようなブーイングを快く思わない中国の人も多かったはず。少なくとも、ワタシがこれまで旅先で出会った人たちは・・・。

☆さてさて、今回の五輪にはもろもろ思うところあれど、選手達の活躍には(素直に)心動かされることが多かった。気付くとテレビの前で(届くはずの無い)声援を大声で送ったり、つい感涙してしまった試合もあった。ライブ感が・・・などと書いたが、こうした試合はまるで自分の親戚が出場している感覚さえ覚えた。

私的・北京五輪感動シーンベスト3を挙げるとすれば。

柔道女子78キロ超級決勝 

塚田真希選手

涙が止まらなかった。

多くの選手が想像を絶する練習を積んだ上で全力で闘っているのだと思うが、

塚田選手の場合、「全力」を上回る「全身全霊」。

その「全身全霊」が伝わる映像の力を改めて感じたりもした。その場の空気や汗のにおいさえ伝わってくるようだった。

これまで過去に見た様々なスポーツ競技、試合の中でも特に感動的だった。

超一流の選手が血のにじむ鍛錬を重ね、全身全霊で闘っても負けることがある。世界は広い。

決勝に負けた後の塚田選手の笑顔がまたワタシの涙を誘った。

「爽やかな人」ってこういう人のことを言うんだなと思った。

あざやかで、すがすがしく、天晴れな人。

ソフトボール決勝

超人的な守備、上野選手の力投。鳥肌が立った。

ボソボソ独り言をつぶやくように、時に祈るように解説をしていた宇津木さんが、勝利の瞬間絶叫したのも感動的だった。

陸上男子400メートルリレー決勝

スタート前に朝原宣治選手の顔が映った。

一分の隙も無く、しかし柔らかく涼しい顔だった。

さんざん稽古を積んだ舞台、五輪決勝という千秋楽の幕が開く直前の素晴らしい表情だった。

彼の選手人生がにじんでいた。

走る前から泣けてきた。

自分がその場にいてカメラを持っていたら、この瞬間が最高のシャッターチャンスだと思った。

勝利を掴んだ瞬間、「やっぱり」と思った。(後だしっぽいけどね)

以上、今回のオリンピックの感動場面ベスト3。

☆もう一つ・・・。

オリンピックおじさんこと山田直稔さん

報道によれば、日本人選手に対する酷いブーイングなど、あまりの応援マナーの悪さ&大気汚染の酷さに耐えかねて、極秘途中帰国をしていたらしい。(これまでこんなことは無かったそうだ)

山田さんのHPを読んでみて、どんな気持ちで選手達を応援していたか、北京五輪応援にどんな気持ちで臨んだかを知り、心揺さぶられるものがあった。(異例の途中帰国という事態と合わせて考えると尚更である。笑顔の応援を貫いてきた山田さんだからこそ、心痛めることが多かったのではないかと思う)

これが最後などと言わず、まだまだ続けて欲しい「応援人生」。

心の底から誰かを応援するって素晴らしい。

その声援が本人に直接届いても届かなくても・・・。

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2008年8月 9日 (土)

北京五輪開会式<超・長編PR>

始まりました。北京オリンピック。

いや~、壮大。

マンパワーとスケールの大きさを見せ付けられました。

にしても、

長い

『HERO』にも通じる「これでもか」感。引き算無しのリピート感。ワイヤー多し。(予想以上)

う~ん。収支はようワカランですが、とりあえず推定ご予算も壮大感あり。もろもろさすがチャン・イーモウ。

などと思いつつ、スポーツの祭典というより、超・長編中国PRビデオを見ているような気がしてしまったのは私だけだろうか。

五輪開催国の開会式の位置づけは、そもそもそういうものなのだろうけれど。壮大&超・長編なだけに。

中継明け『北京五輪開幕』に続く『グルジア戦闘激化ロシア軍増派』のニュースは、4時間強のイベントの高揚感を打ち消し・・・。

世界の中で塵のような存在であることを思い知らされる2008年8月8日から9日にかけてのワタクシ。メジャー感などいりませんが、何をどうしたら世界の何かが良い方向に変わるのだろう。

せめて、身近な人に親切にと思う次第です。

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2008年8月 1日 (金)

日本語メニュー@北京

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北京でご飯を食べると、つっこみどころ満載のメニューを頻繁に目にします。

上の写真。

「ギっーザ」はいいけど、「蒸レ」た「ギっーザ」はいかがなものかと・・・。

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「ではん」「セフト」、近いんだけど・・・。(やっぱ遠いか。)

さて、次のメニュー↓いくつ間違いがあるでしょう。

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正解:5つ(多分・・・ざっくり言って)

「2タロ様」タローさん限定メニュー?

「ホーク」食べられません・・・。

他に

「たまわぎ」

「しょう巾」

「にんハく」

いや~、ご飯前にメニューでかなり楽しめます!!

これが全部正しい日本語になったらつまらない気がしますが(^^;)

あぁ北京行きたいな~。(空気さえよければ。)

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つれづれ<北京とか薔薇とか>

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ご近所の薔薇。

8月です。北京オリンピックも近づいてきました。

注目が集まっているせいか、ワタシのサイトにも「北京」とか「四合院」「ホテル」で検索していらっしゃる方も増えています。(何故か「北京の美女」「夜の北京」もコンスタントに検索が多くて笑ってしまいますが・・・なにとぞ気をつけてくださいませ。)

古いもの、新しいもの、見所は尽きないエキサイティングな場所ですが・・・。

もろもろ気をつけつつ北京を存分に楽しんでくださいませ!

☆さて、薔薇の話。

調べてみたら本当に素敵な種類が沢山あって目移り。

↑「アン・ブリン」。豪華。

↑「青龍」。『ガラスの仮面』を思い出しました(笑)

↑「ブルー・フォー・ユー」

↑「つるすみれの丘」。うっとり。

これも綺麗だ~。でも、お値段もそれなり・・・。

ショップのサイトを見ているだけで楽しいですね(^^)

頑張って育ててみようかな~。でも、野菜や実モノほどモチベーションがあがるかどうか(笑)

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2008年6月12日 (木)

「OL這様理財最省力」

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きた~っ!ついに実物が手元に。

監修をつとめた『10%脱力生活 オカネ編』が中国語訳されました。

現地タイトルは『OL這様理財最省力』。文字で見るとすごいタイトルです。

それにしても、こうして実物を手にするとじわじわと実感がわいてきます(感涙)

また詳しくアップします。

↑こちらもヨロシク。日本で発売中。

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2008年2月 5日 (火)

海外進出?アジアで・・・

ワタクシが監修をつとめた『10%脱力生活 オカネ編』が翻訳され、台湾や香港などアジア地域で出版されることになりました。

近々、台湾の新聞などでも紹介されるそうです。

まだ翻訳版の実物を見ていないのですが、出来上がりが楽しみです(^^)

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2008年1月29日 (火)

老化現象?それとも

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ワタシが学生時代に書いた紀行文のようなものを母がどこからか見つけてきて「読んでみたら」と手渡した。

20年ほど前のことなので書いたことすらすっかり忘れていて、まるで他人が書いた文章のように客観的に読んだ。

今よりオトナの部分もアリつつ、突っ込みどころ満載だ。

読み進むうちに、うっすらと記憶が戻ってきたところで・・・・

読めない漢字があった。

気持ちが悪いので、文脈から想像をめぐらせて電子辞書を引き、無事判明した。(あぁ、すっきりした。)

PCの変換に頼り「漢字を書く」という動作が激減しているが、字が下手になったり漢字を忘れるだけではなく、根本的に脳の老化というか退化を招いている気がしてならない。ワタシの場合、ほぼ確実に。

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2007年8月 2日 (木)

サブ決まらず

台風の進路がますます気になる今日この頃。

そして北海道行きの準備をほとんどしていない。

サブ機が決まらない。

サブのフィルムも決まらない。

(↑ここまでは毎度の事ながら)

ガイドブックも買っていない。

旅行中に締め切りを迎える連載原稿も書いていない。

(ブログ書く前に原稿書け!って自分で突っ込み入れます)

大丈夫か?!

☆ところで・・・。

韓国公使が北京の病院で点滴後に死亡。ニセ薬の可能性もあるらしい。

何故病院に行ったのかと思ったら、大使館近くの店で買ったサンドイッチを食べたところ、下痢。病院でリンゲル液の投与を受けたという。亡くなった黄氏は、北朝鮮の核問題をめぐる6か国協議を担当していたとのことだ。

何が原因か現段階では全く分からないし、民間人ではないから、原因が分かっても100%事実を公表するかどうか微妙かもしれない。

☆北京で下痢。ワタシも何度かあります。でも現地の病院に行きたいと思ったことは一度もナシ。^^;

世界中を旅したいと思うけれど、具合が悪くなったときの医療体制は、旅人にとってひとつのリスク。

若い頃はあまり考えなかったけど、このリスクを考えると旅先の選択肢が狭まる。

もっとも、医療体制がある程度信頼できそうな場所(もしくはまともな医療施設がある国に短時間で移動可能な場所)に狭まったところで、一生かかっても、行きたいと思う全ての場所には行けないので大した問題ではないのだけれど。200歳まで生きれば別の話だが。

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2007年7月13日 (金)

段ボールとか洗剤とか

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(このところ続いていた癒しの草花写真から、いきなりこんな写真なんぞ。)

なんせイマドキ話題のネタなもんで。いや、自分が食べたものに入っていたかどうかはわかりません。

とりあえず蝿は凄かった・・・・・・。揚げパンにゴマのように着いていたが「熱殺菌してるし、ま、いいか」なんて、ニッポンではありえない大らかさ。

日本でなら食べない。蠅が一匹でもムリ。

こういうことがあるわけだから、「現地に行ったら現地の人が食べるものを」なんて軽々しく言っちゃいけません。

やっぱりあちらの方も健康に気を使っている人は屋台のモノは警戒するわけでして。

中国国内でも格差が食にも現れているのも当然と言えば当然かもしれない。

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2007年5月26日 (土)

中国バブル、日銀、JAL・・・

あちらのブログを更新しました。ここ数日、気になる経済ニュースが続きました。

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