WEBサライ(雑誌『サライ』+ニフティ)のオフ会(宴会?暑気払い?)「ベルギービールと料理のマリアージュを楽しむ会」に参加してきました。
場所は銀座のベルジアンビア・カフェ アントワープシックス。
http://www.belgianbeercafe.jp/
ベルギーは、1000年の伝統と、100を超える醸造所、800種類以上といわれる銘柄を持つ地ビール王国。そして、ベルジアンビア・カフェ(以下BBC)は、世界最大のビール醸造企業ABInBev社(世界市場シェア25%占有企業!)の公認ブランドです。
ベルギービールと伝統的ベルギー料理のマリアージュを、本物のアンティークインテリア空間で味わうことにより、ヨーロッパ文化そのものを身近に体験できることをコンセプトに、ヨーロッパを中心に米、豪など全世界に展開していて、アジア初出店は、2003年12月に大阪・淀屋橋「Barrel」。そして05年には東京・丸の内に日本第2店舗目となる「ANTWERP CENTRAL」、07年9月に東京・銀座「ANTWERP SIX」、 08年3月には東京・赤坂「ANTWERP PORT」がオープンしました。
BBCでは、歴代ワールドドラフトマスター日本チャンピオンを輩出していて、この日は岩本裕愛(いわもとひろえ)さんがサーブしてくださいました。
美味しいビールを最高の状態で提供するための「9ステップ」と呼ばれるプロの技。
グラスの洗浄、注ぎ方、泡の量など、間近で見てもほれぼれする熟練の技でした。
さて、この日のマリアージュ。
1、トマトクルヴェット&樽生(ドラフト)ステラ・アルトワ

小エビをマヨネーズで和え、トマトとあわせた夏らしい前菜と、世界で最も多く飲まれているベルギービールの組み合わせ。フレッシュなトマトの酸味とキレのあるステラ・アルトワは夏の宴のスタートにふさわしい。
2、ムール貝のキャセロール蒸し(ビール風味)&樽生(ドラフト)ヒューガルテン・ホワイト
待ってました!ベルギーといえばムール貝。ヒューガルテンはコリアンダーやオレンジなどを加えて作られていて、ほのかなスパイシーさと清涼感があります。
ヒューガルテン・ホワイトで蒸しているので、この組み合わせも当然のごとく好相性です。スープも残さず頂きました。
3、子羊ときのこのクロケット&トラピストビール オルヴァル

子羊とローズマリーの芳香と、オルヴァルの爽やかでありながらパンチの効いた味わい、豊かなフレーバーと苦味。ただただ幸せ。オルヴァルはトラピストビールの最高峰と呼ばれているそうです。
4、牛ホホ肉のビール煮込み カルボナードフラマンド&樽生(ドラフト)レフ・ブラウン
ビールの王国ならではの一品。とろけるような食感。あまりの柔らかさに「こんなに贅沢しちゃって良いのでしょうか?!」という気分に。レフ・ブラウンは、大麦を焙煎、深い茶色、フルボディ。熟したフルーツのような味わい。(写真失念。この頃になると、だいぶまわっていたようで・・・)
5、シメイ・ア・ラ・ビエル&トラピストビール シメイ・ホワイト
ウォッシュタイプのチーズ。良質の牛乳にホップ液を加えて製造した後、シメイビールでウォッシュ。ウォッシュタイプは強烈な味わいも多いですが、上品な味わい。シメイホワイトはドライですっきり爽やか。(チーズの写真を失念・・・。夢心地のピークでした。)
6、セージ風味のイチゴのスープ ハーブのアイスを浮かべて&樽生(ドラフト)ベルビュー・クリーク

締めくくりには、ベルビュー・クリークを使ったデザート。ベルビュー・クリークは、伝統的自然発酵ビールにチェリーを漬け込み熟成。家でも時々飲んでいますが、やはりお店で提供されるものは格別でした。
☆ベルギービールには、その銘柄やブランドごとにそれぞれ決まったグラスがあり、ビールの美味しさを引き出すために徹底したこだわりが見られます。
(トラピストビールのオルヴァル専用の聖杯型グラス。「トラピスト」だから「聖杯」というだけではなく、豊かな香りの広がりを楽しんだり、トラピストビールはアルコール度数が高いものが多いので、ゆっくり飲むために傾けにくい形に・・・などの理由があるそうです!)
そして、それぞれのビールには専用コースターがあり、これまた楽しみの一つ。
ベルギービールとベルギー料理を思う存分堪能した贅沢な時間でした。
参加者の皆さま、岩本さんはじめBBCの皆さま、プレスの鈴木さん、サライ&ニフティの皆さま、楽しい時間をありがとうございました!